今日は午後から地域包括支援センターの運営協議会に出席しました。
ころばん塾、げんき塾などたくさんの事業を3人?の職員でがんばってくれています。
予防事業はなかなか効果の見られる方法がありませんが
地域の方々に少しでも良くなってもらいたいという気持ちで働いておられます。
応援したいと思います。
今日の昼食もおいしかったです。
ジャガイモはよく味がしみていました。
厨房の方々ありがとうございます。
当院ではボスコフードサービスという会社に給食を依頼しています。
もちろん調理は当院内の厨房で行っています。
以前は他社にお願いしていたのですが、
より良い食事をということでボスコさんにお願いするようになりました。
以前にも書きましたが、月に1回給食会議を開いて、
辛いだの甘いだの見た目が悪いだのと要望を聞いていただいています。
入院はもちろん、デイケアでの食事は楽しみの一つです。
できるだけ皆さんの口に合うようにボスコさんと共に改善していくよう努力します。
今日の昼食は”うどん”!!
私の楽しみにしている日です。
讃岐っ子は皆さんうどん好きです。
当院でおそばがでた事は無いように思います。
鮭ご飯のおにぎりもおいしかったです。
朝の散歩コースの一つに金山寺山があります。
頂上には大久保諶之丞の銅像がありますが、
その途中に
”笑わしやんすな百年先は
財田の山から川舟出して月の世界にゆききする”
という大久保 諶之丞が作った都々逸の歌碑があります。
大久保 諶之丞は1889年に瀬戸大橋の構想を
披露しているとのこと、その先の月への構想まであったとは驚きです。
今、Appleを創ったスティーブジョブズの伝記を読んでいますが
夢を追うことの大切さを感じます。
彼のスタンフォードでのスピーチは有名ですが、
特に最後の言葉 Stay Hungry. Stay Foolishは有名です。
私はスピーチの途中で出てくる、Keep looking. Don’t settle(探し続けろ、落ち着いてしまってはだめだ)も好きな言葉です。
地域医療のために何が出来るかを探し続けようと思います。
2月28日に花粉症関連の講演会に行ってきました。
日本健康増進支援機構の榎本雅夫先生の講演でした。
早期に点眼点鼻薬を使用しておくことによって悪化しにくくなるとのことです。
また、花粉症などのアレルギー疾患と腸内細菌の関連があり
ある種のビフィズス菌が有効であり、ヨーグルトが効果があるとのことでした。
マスクはガーゼのマスクよりも不織布のマスクがよいとのことです。
シッカロールが花粉と同じ粒子径なのでマスクにシッカロールをかけて透過性を見ていました。
以前から気になっていた、花粉症と空気清浄機の関係について質問してみました。
先生曰く、花粉は室内ですぐに床に落下する、舞い上がるのも50cm程度であり
あまり役に立たないのではとのご意見でした。
今年は花粉の飛散量が例年の1.5倍程度とのことです。
皆さんご注意ください。
2013年2月22日からヘリコバクター・ピロリ感染胃炎に対する検査・治療が保険適応となりました。
今まで内視鏡でピロリ感染があることがわかっていても、治療するには保険適応がなく、自費だったのですが、
これからは内視鏡を受けさえすれば保険で検査や治療が可能です。
内視鏡検査は1割負担の方で1250円、3割負担の方で3750円(これに初診料、再診料が加わります)
程度で受けていただけます。
特に若い方は早めに受けておいたほうがよいでしょう。
ある程度進行したヘリコバクター・ピロリ感染胃炎ではピロリ菌を除菌しても胃癌が発生してしまいます。
できるだけ早めに治療を受けておくべきと考えます。
お歳をとった方々も治療を受けておくことによって胃癌の発生リスクが低下します。
ぜひ内視鏡検査を受けて除菌しておくことをお勧めします。
なお、今まで内視鏡検査を受けずにピロリ菌の治療を自費で受けたことのある方や、
ピロリ菌陰性と検査で言われた方も必ず内視鏡を受けておくことをお勧めします。
ピロリ菌は胃の粘膜が荒廃すると次第に胃の中に住めなくなります。
このなると、胃癌の確率は非常に高くなるのに、検査をしてもピロリ菌は陰性となります。
内視鏡検査でこのような荒廃した胃粘膜は確認できます。
このような人は十分注意して経過観察となります。
以下 医療介護CBニュース 3月1日(金)19時30分配信より引用
「ピロリ菌を除菌した後でも、胃がんが発生する可能性はある。除菌の保険適用の範囲が拡大される中で、除菌後の患者をどのようにフォローしていくべきか」-。1日に大阪市内で開催された日本胃癌学会総会のワークショップでは、除菌後に発生する胃がんを早期に発見するための検査の必要性をめぐる議論があった。
胃がんを引き起こすとされるヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)。そのピロリ菌を抗生物質などで取り除く「除菌」が2月、これまでの症状が進んだ胃潰瘍や十二指腸潰瘍などに加え、慢性胃炎にも保険適用されることになった。しかし、除菌をしても、リスクが低下するだけで、胃がんが発生する可能性がゼロになるわけではない。
同日のワークショップでは参加者から、6施設の除菌後に発生した胃がん症例についての報告があった。福渡病院の武進氏は、ピロリ菌検査で陽性だった胃潰瘍の患者1342例に対し、除菌後の経過観察を続けた結果、27例で胃がんが発生したと報告。経過観察した期間は平均7.3年で、最長15年だった。武氏は、「除菌による胃がんの発生リスクは約3分の1に低下したが、10年以上経過しても一定の割合で胃がんは発見されたため、除菌後のフォローアップは重要」と強調した。